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2018/09/16

Perfume「Let me know」歌詞の意味

 久々に書いてみようと思う。
 今回のPVを見ていて、ふと思い出したことがある。
 いつだったか確認できていないのだが、「昔の自分に伝えたいこと」というようなお題で、三人のうちの誰かが「大丈夫、間違ってないよ。自分の道を信じてそのままがんばって。あともうちょっとだから」みたいなことを言っていたように思う(出典をご存じの方は教えていただけるとありがたいです)。
 したがって、この曲は、かつての自分たち、あるいはかつての自分たちと同じように、夢に向かってがんばっている若い人たちへのエールである、と解釈することもできる。
 一方、主語のボクを中田ヤスタカに、キミをPerfumeに置き換えると、次のような意味にもなる。
 
 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
 
 人を感動させられるアーティストになりたい
 本当によいと思えるものを届けられるアーティストになりたい
 そんなキラキラした願いを持っていたのに 
 どうして忘れちゃうの もう願ってないみたいだ
 君たちPerfume を取り巻いた 空気はいつしか
 映画音楽が大ヒット 世界中で大人気 紅白10年連続出場
 そんな甘い言葉ばかりになってしまった 吸っちゃだめだ
 
 時代の流れに乗って オリンピック関係やいろんなテクノロジーがらみの仕事をしても
 最近のJPOPの流行に流されずにいたくて 逆らってみても
 周りの大人たちの 商業的成功を求める期待が
 音楽活動の邪魔をする なんだかとっても
 遊園地のようにわかりやすい売れ筋の音楽を求められて 前に進めなくなっていた
 本当のアーティストだけが たどり着ける場所を取り戻す
 君たち3人が この先もずっと本当のアーティストを目指すのなら
 ボク(中田ヤスタカ)はいつまでも待つよ 
 どうなんだい ボクについてくるかい ねぇ 教えて
 
 123 ボクに伝えて ボクに教えて
 123 ボクに伝えて ボクに教えて
 
 「こんな衣装を着て こんなダンスで こんな歌を唄えば 必ずヒットします」
 そんなマニュアルは嘘ばかりで
 だからキミたち3人は 騙されないで 
 キミたちの目指すものは、そんなマニュアルには きっと載ってない
 誰も教えられない 世界で唯一無二のアーティストに
 キミたちはなろうとしているから だから自分を信じて
 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
 
 ある番組で、「女王蜂」のアヴがPerfumeのことを「唯一無二の存在」と語っていたのを思い出した。
 また、最近の中田ヤスタカの楽曲は、世界基準である「Future Base」を取り入れて、サビが音だけというパターンが多く、JPOPを聞き慣れた耳には違和感があると考えられる。商業的にも、売れ行きは今ひとつというところだ。だが、中田サウンドはもともと、声も楽器の一部ととらえていたわけだから、それを承知で繰り返し聞いていくと、楽曲のよさがどんどんわかってくる。
 「日本では受け入れられないかもしれない。それを覚悟で、自分の楽曲についてくる気持ちはあるかい?」 中田ヤスタカがPerfumeの三人に問いかけている、そんな歌詞に聞こえてくるのだ。
 
 

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