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2015/12/13

WOWOW「囚われのサンタクロース ~レア・エクスポーツ~」感想

 フィンランド映画。2010年作だから、もう5年も前の作品。

 9月にWOWOWで放送されていたのを録画して、そのままほったらかしていたのだが、12月の例の恒例行事も近づいてきたことだし、ひとつ見てみるか・・・という軽い気持ちで見始めた・・・。

 北欧の映画と言えば、以前紹介した「ファイティング・ダディ  怒りの除雪車」も、かなりぶっ飛んだテイストの映画だったが、本作もぶっ飛んでいる。随所に「ここは笑うところ? それとも悲鳴をあげるところ?」すぐに判断がつかず、半ば混乱しながら見続ける羽目になってしまった。

 まずはサンタクロースが、実はとぐろを巻く角を2本持つ巨大モンスターであるという設定にぶっ飛んでしまう。子どもにプレゼントどころか、子どもを捕まえて折檻するのが本来のサンタクロースの姿だというのだ・・・。それって、日本のナマハゲみたいなもんか? 

 フィンランドのご先祖達は、この巨大サンタクロースを氷の湖に沈め、その上に巨大な墓を作って封じ込めたという。映画の後半では、この氷漬け状態の巨大サンタクロースが、地中から発掘され、倉庫の中で解凍されるのを待っているシーンが出てくる。いやいや巨神兵ですか? 

 さらに、裸で半分凍り付いていた爺さんが、復活して主人公の友人や家族達に襲いかかる。最初は、こいつがサンタクロースかと思っていたら、実はサンタの下僕に過ぎないという設定にぶっ飛ぶ。さらにこの下僕、一人だけかと思ってたら、これがとんでもない人数でわらわらと出てくるのにぶっ飛ぶ。しかも全員全裸。当然画面上では局部にモザイクがかかっているのだが、北欧のマイナス何十度とかいう世界で、全裸で集まってくる爺さん達の姿(モザイクつき)は、怖いんだか笑えるんだか、一体どっちなんだ~!! 正直パニクった(笑)。

 ドライヤーが町中からなくなっていたり、ジャガイモの袋が盗難にあったり、それらの理由は映画の後半で明らかになるのだが、かなりざっくりした説明なので、ここもぶっ飛ぶ。

 とどめはラストシーン。サブタイトルはこういうオチだからなのか! お口あんぐり状態で、盛大にぶっ飛ぶ! 

 一応親子の関係の修復とかがテーマとしてあるような気もするのだが、ほとんど心に残らない(笑)。

 どうやらクリスマス直前にWOWOWで再放送するらしいので、これを読んで、真実のサンタの姿を知りたいとか、年末ぶっ飛んだ設定の映画を見たいとか、そういう気持ちになった方は、是非WOWOWと契約を(当方別にWOWOWの社員ではありません念のため)!

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