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2015/09/13

DVD「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」感想

 邦題がすごい。戦う父ちゃんって・・・しかもサブタイトルまでもが怪しい。怒りの除雪車って何だよ(笑)。

 てっきりコメディ映画化と思って見始めたら、全然違いました。何しろ舞台はノルウェー。だからまずは除雪車。硬派の乗り物です。ごんごん雪吹き飛ばして前進します。めちゃくちゃストイックです。

 麻薬取引に関わってしまったためにマフィアに殺された息子のかたきをとるオヤジ! というストーリーで、一人、また一人とマフィアを殺していくのですが、その後の死体の処理方法がさすが北欧。金網で簀巻きにして滝壷にぽ~い! 死体はそのまま氷の底へ! です。「ああしておけば、魚が食うから、後には何も残らない」って・・・怖すぎます。で、そうやってぽ~いと放り込むたびに、画面にはそいつの名前がテロップされます。ああ、こういう名前の奴が今死んだのねって、映画見てる方にはわかる。ネタバレになるので控えますが、この演出、後半でめちゃくちゃ効いてきます。

 次々殺される運命のマフィアにも、人生の楽しみがあります。カーラジオから流れる音楽に合わせて運転手が唄うんですが、めちゃくちゃいい声。しかもめちゃくちゃうまい。でも死んじゃいます。

 ラストの問答無用の除雪車びしゅ!! も、効きます。全体的に笑いのツボがちょっと我々とずれていて、シリアスな展開の中に、ちょくちょくそれが突然入り込んで来るので、いやしびれました。見なきゃ損です。

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