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2014/01/05

牧野良幸「牧野式 高音質生活のすすめ」感想

 最近SACDが人気である。私も何枚か持っているが、CDと何が違うかと言うと、音の柔らかさだと思う。決して音の立ち上がりが悪いと言うのではない。大音量にしても、うるさくないのだ。つまり、それだけ原音に近い音量で普通に聴けるということだ。

 昔よく聴いたレコードをCDで再発売したものを何枚も買って聴いていた。だが、どうにも音がギラギラして、聴いていて疲れる。ぱっと聴いた感じは、デジタルらしくスパっと立ち上がる爽快な音なのだが、やはりレコード特有の空気感がでない。それがSACDで再発売されたものを聴いてみると、これがまさにレコードの音の感触なのだ(一例、シャルル・ミュンシュとパリ管の幻想交響曲)。

 本書はSACD(あるいはBlue-ray等)の高音質盤を約200枚紹介。読んでいると、あれもこれも聴きたくなってくる。かつて故長岡鉄男大先生の「外盤A級セレクション」を読み、東京出張の度に秋葉原へ行き、音のよいレコードを買いあさっていた時期を思い出した。

 さらに本書は、最近流行しつつあるハイレゾ音源や5.1サラウンドについても、その魅力をとうとうと語ってくれる。一時はあきらめたサラウンドだが、(リアスピーカーにまで金がまわらない。リアスピーカーの置き場がない等)本書の、極上の癒し空間が出現するような書きっぷりを読むと、再度挑戦してみたくなってくる。危ない危ない・・・。

 とりあえず、まずはジョージ・セルのライブ・イン・東京を購入するところから始めてみようか。 

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