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2013/08/11

DVD「ぱいかじ南海作戦」感想

 椎名誠原作らしいです。すみません、読んだことありません。
 本作、とことん虚構を重ねて面白く作ってあります。少なくともラスト前までは楽しく笑いながら見ることができました。
 南の島で(ヤマネコ出てくる所)身ぐるみかっぱがれた主人公が、その後島に来た若い青年から身ぐるみかっぱごうとするところとか、ついこの前の自分と同じ立場の人間が目の前にいるものですから、主人公はめちゃくちゃ冷静に過去の自分を振り返れます。ここがなんと言ってもおもしろい。

 しかし、ラストは、あれでいいのかと思わず心配に。主人公がたった一人で、さらに南へ行くのはいいけど、そこから南だと台湾とかインドネシアとかですか? でも、地球はどこまで行っても人間居ますからね。
 そもそも、せっかく途中までうまくいっていたCMの仕事、そこで投げ出していいいのか? せっかくできた若くてきれいでナイスバディな彼女(佐々木希)、そこで投げ出していいのか? せっかく作った友人、そこで投げ出していいのか? ものすごく無責任な話なんじゃない? ひょっとしてこれ、夢落ち? それともこういう無責任な生き方が、作者の理想? 
 というくらい非現実的な終わり方をします。

 まあ結局、自然の中で自由に生きるってすばらしいと言っていながら、みんな文明の産物であるビールとか、カレーとか大好きなわけです。
 出演者たちが、本当においしそうにビール飲みます。思わずこっちも飲みたくなるくらい。ビールのCMに使えそうな映画です。

 という訳で、島の生活と文明生活と、いいとこ取りできたら最高? みたいな映画でした。でもそんな無茶言ったらいけませんがな。

 どうでもいいような、よくないようなおまけの感想・・・。
 せっかく佐々木希が、南の海という設定で登場するのだから、水着姿のワンカットやツーカットくらいあるのだろうなと、漠然と予想していたのですが、まったくありません。 別の若い娘3人が、白い水着で登場するので、それで勘弁して下さいとか? 

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