« 伊坂幸太郎「PK」感想 | トップページ | DVD「ヒューゴの不思議な発明」感想 »

2012/11/18

DVD「ロボット」感想

 インド映画

 いろいろ驚かされる作品でした。

 まず肝心のロボットのCGがチープです。金属特有のテカリがありません。ソニーのプレステ3のゲームソフトの方が、反射光まできちんと計算したリアルなロボット描いてます。

 次に、美男美女の条件。国が違えばここまで違いますか? 特に男性の方。どこがいいのか理解不能。藤岡弘(中年以後)に似た外見。とりあえずインドではこういうタイプの男がもてる! と無理矢理脳にインプットして観ました。

 さらに博士がロボットを創る動機がぶっとんでいます。「軍の兵器として開発。これで無駄死する兵士が減ります。」いや、インド軍はそうかもしれんが、対戦相手国側は無駄死する若者激増でしょう。そもそも平和利用じゃないから「ロボット三原則を適用していません。」と堂々と言っちゃう所がすごい。(アイザック・アシモフがSF小説「わたしはロボット」で提唱した。(①人を殺してはならない。 ②人の命令に背いてはならない。ただし①の場合は別。 ③ ①と②に反しなければ自分を守る努力をすること。)
 つまり殺人マシーンとして創ってるわけです。それなのに軍側の「人に危害を加えるおそれのあるロボットは、我が軍の兵器として採用できない」っていうストーリー展開は矛盾してませんか? 兵器なんだから、銃やミサイルと同じで、使う方の問題でしょう? 

 さてこのロボット、落雷によるショックで人の心を持ってしまうという、ロボットものの、王道ストーリーを突き進み、生みの親である博士のフィアンセに恋をしてしまいます。最後は「人の心を持ったロボット」映画が必ずたどる哀しい結末に。わかっちゃいるけど、やっぱりラストの博物館のシーンはちょっとジーンときちゃいます。

 2時間超の長編で、所々インド映画特有のミュージカルシーン(テクノミュージックにロボットダンス)が入ります。残念ながら当方とは美男美女の基準が違いすぎているものだから、このシーン、見ても見なくてもどっちでもいいとしか言いようがありません (Perfumeが例のロボット&マリオネットパフォーマンスしてくれるのなら、喜んで見るのですが)。このあたり、趣味が合わない人は1.5倍速ですっ飛ばして見てOKかと。

|

« 伊坂幸太郎「PK」感想 | トップページ | DVD「ヒューゴの不思議な発明」感想 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/49249/56140714

この記事へのトラックバック一覧です: DVD「ロボット」感想:

« 伊坂幸太郎「PK」感想 | トップページ | DVD「ヒューゴの不思議な発明」感想 »