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2012/03/11

DVD「SUPER8」感想

 スピルバーグが、「E・T」の主人公の年齢を、もうちょっと高めに設定してリメイクしたらこうなりました、みたいな印象を受けました。ですから、当然主人公には彼女ができます。すると当然、母親離れもしちゃいます。ハリウッド映画ではよく描かれる「父と娘との和解」も、もちろん。

 「E・T」は、政府の機関に捕獲された異星人を少年が救い出す。両者の心の交流がある。E・Tは宇宙に帰って行く。という流れでした。本作もだいたい似たようなものですが、対象年齢がやや上がったこともあり、演出がかなり大人向け(衝撃的)です。
 まずは、列車脱線シーン。これだけでもかなりショッキングな映像です。しかし、それよりも衝撃的なのは、本作の異星人が、人を食うシーンです。しかもこの異星人、サイズがでかいです。なんだかエイリアンみたいです。でも顔はよく見ると、E・Tっぽい。
 異星人が人を食うのは、捕獲した政府の機関が、異星人に拷問を繰り返したためだという説明があります。我々を敵視している、我々に恨みがあるというのですね。この設定はショッキングだなあ。お子様は、トラウマになりそうなので、見てはいけません。
 少年たちは、地下で異星人に捕らわれていた人たちを、何人か助け出すんですが、追いかけられて結局・・・まあ、お約束な展開と言えばそうなんですけど、ショックです。
 生食しているので、いろいろ感染しそうなんですが、異星人が、地球の寄生虫や微生物、細菌やウイルスなどに対し、どうやって免疫や抵抗力を持ったのか、そのあたりは、深く突っ込んではいけません(ちなみに、E・Tは、病気にかかっていったん死にかけましたよね・・・)。

 時代設定が、ウォークマンの走りのころのようです。「世界の中心で~」と同じころですね。途中、少年たちが「ザ・ナック」の「マイ・シャローナ」を歌うシーンもあり、中年世代は懐かしさで一杯になるでしょう。これ、エンドクレジットでも、もう一度聞かせてくれます。
 あと、見逃してはならないのは、少年たちが作中で8ミリカメラを使って撮影した映画です。エンドクレジットの途中で、ちゃんと全編見せてくれます。必見!

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