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2010/08/01

DVD「シャーロック・ホームズ」感想

 古典のリメイクです。なんでも原作に忠実に作ってみたそうで。

 原作は中学生の頃に夢中で読みました。おぼろげな記憶をたどると、原作のホームズとは・・・細かいディティールに執拗にこだわり、そこからねちねちと推理を繰り広げるいやな奴。日本の柔術かなんか体得していて、推理がさえない時は薬もやっちゃってる、ちょっと危ない探偵・・・。そして相棒のワトソンは、どこまでも常識的な反応をして、ひたすらホームズの引き立て役を演じさせられている、そんなイメージ。

 映画は、ホームズ像を今までの渋い英国紳士から、かなり危ないことに首を突っ込むアクション探偵にイメージチェンジ。性格も、ワトソンのフィアンセを平気で中傷するなど(そんなに相棒を女に奪われるのが嫌か?)かなり子どもっぽくて嫌な奴です。でも、たしかにこの方が原作に近いかもしれません。

 原作と大きく違うのはワトソン君のほう。たしかに常識的な性格かもしれませんが、むしろ手堅く後々のことまで考えて行動する重厚感のあるキャラとして描かれています。ともすれば後先考えず突っ走りそうになるホームズの手綱を握ったり、引きこもりになりかけのホームズを町に連れ出したり、やたらとかっこいい。最初見たとき、あれ、こっちが主役? え? ホームズが主役の映画だよねこれ? と、ちょっと混乱しました。なにせワトソン役を演じるのがジュード・ロウなもんですから、混乱するのも当然ですよね。

 そういうわけでリメイク版は、ホームズとワトソンの二人が主役です。ナイスな名コンビっぷりです。タイトルも「最強のコンビ、ホームズ&ワトソン」でいけるんじゃないですか? 次回作は宿敵モリアーティ教授との対決のようで、今から楽しみです。

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